【3月19日 AFP】クレジットカード最大手米ビザ(Visa)は18日、金融危機への懸念が高まるなか、ニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange)に上場、約179億ドル(約1兆8000億円)の資金を調達したと発表した。

 売り出し価格は当初予測の1株当たり38-42ドルを上回る44ドルとなり、19日の取引前に目標金額の調達を達成。新規株式公開(IPO)では2000年のAT&Tワイヤレス(AT&T Wireless)の106億ドル(1兆600億円)を上回り、米史上最大となった。

 ビザは声明で「手数料などを差し引いた調達額は約173億ドル」と発表している。(c)AFP