【3月13日 AFP】12日の原油先物市場は、ドル安と供給懸念から、1バレル110ドル台をうかがう勢いで続伸した。

 12日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(New York Mercantile ExchangeNYMEX)の原油先物市場は、標準油種の軽質スイート原油(4月分)が前日比16セント高の1バレル108ドル91セントを記録。前日の11日には一時1バレル109ドル72セントの史上最高値を更新している。

 また、ロンドン(London)の原油先物市場では、北海ブレント(Brent North Sea)原油(4月分)が、前日比11セント高の1バレル105ドル36セントで取引を終了。ロンドンでも11日に一時1バレル105ドル82セントの史上最高値を記録している。

■ドル、対ユーロ最安値を更新

 12日のロンドン外国為替市場では、午後の取引で一時1ユーロ=1.5503ドルを記録し、ドルは対ユーロで史上最安値を更新した。その後、やや回復し、1ユーロ=1.5489ドルで引けた。

■商品市場に投資資金が流入

 世界的なインフレや米経済の景気後退などに対する懸念が再燃したこと、さらに、ドルが対ユーロ最安値を更新し続けていることなどを主な原因として、商品市場に投資資金が流入しており、原油や金などの価格の高騰につながっている。(c)AFP