【3月12日 AFP】サッカーイタリア・セリエAのパルマ(Parma)のトンマーゾ・ギラルディ(Tommaso Ghirardi)会長は現地11日、新監督にエクトル・クーペル(Hector Cuper)氏を招聘したことを明らかにした。

 第27節を終えて5勝しかできず全20チーム中17位に低迷しているパルマは、成績不振を理由に現地10日にドメニコ・ディカルロ(Domenico di Carlo)監督の解任を発表していた。

 クーペル氏は2001年から2003年までインテル(Inter Milan)で指揮を執り、2002-03シーズンにはリーグ優勝をほぼ手中にしていたが、最終節でラツィオ(SS Lazio)に2-4で敗れ、ユベントス(Juventus)にタイトルを奪われている。

 現在52歳のクーペル氏は、1997-98シーズンにスペイン・リーガエスパニョーラ1部に昇格したばかりのマジョルカ(RCD Mallorca)をスペイン国王杯(Copa del Rey)の決勝に導き、翌1998-99シーズンには欧州カップウィナーズカップ(UEFA Cup Winners' Cup)でも決勝進出を果たしている。

 ギラルディ会長は「契約はほぼ完了している。クーペルは今日(現地11日)の午後にもイタリア入りし、夜には契約書にサインを交わすことになる。この混乱から一刻も早くチームを救うべく、経験豊富なクーペル氏を監督を選んだ」と語っている。

 2003-04シーズン途中にインテルを解任された後、クーペル氏は再びマジョルカで指揮官を務め、2007-08シーズンは2007年12月に解任されるまでレアル・ベティス(Real Betis)で監督を務めていた。

 元アルゼンチン代表のクーペル氏は、これまでに数々の成功を収めているが、監督としてタイトルを獲得したことはない。

 第27節を終えてパルマは、降格圏内の18位エンポリ(Empoli)と同じ勝ち点25で並んでいる。(c)AFP