【3月8日 AFP】フランスの援助団体「ゾエの箱舟(Arche de Zoe)」のメンバーがチャドの子ども103人を同国から密出国させようとした事件で、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は7日、事件発生から約5か月をへて、子どもたちを家族と再会させる計画を発表した。

 ユニセフは、チャド当局と協議した結果、子どもたちを家族と再会させる手続きを進めるため、同国東部アバチェ(Abeche)、AdreTineにチームを派遣することを決めた。

 103人の子どもたちは、ほぼ全員がチャド出身。事件後、首都ヌジャメナ(N'Djamena)にあるユニセフの児童養護施設に滞在していた。

「ゾエの箱舟」のメンバーは2007年10月25日、子どもたちをアバチェから飛行機で移送しようとしていたところを拘束された。同団体は、子どもたちがスーダンのダルフール地方の孤児だと思っていたと主張したが、12月にメンバー6人に対し、重労働8年の刑が言い渡された。6人はその後、本国に送還されている。(c)AFP