【2月28日 AFP】米議会下院政府改革委員会(House Oversight and Government Reform Committee)は現地27日、13日に行われた公聴会で薬物使用を否定したロジャー・クレメンス(Roger Clemens)投手が偽証罪に当たるかどうか捜査するよう司法省(Justice Department)に対し要請した。

 同委員会のヘンリー・ワクスマン(Henry Waxman)委員長とトム・デービス(Tom Davis)委員は、マイケル・ムケージー(Michael Mukasey)司法長官宛ての書簡の中で「我々は、2008年2月5日の面談と2008年2月13日の公聴会でステロイド(Steroid)やヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone、HGH)の使用を否定したクレメンス投手の証言内容には、詳細な調査が必要であると考えている」と記している。

 公聴会では、クレメンス投手と元トーレナーのブライアン・マクナミー(Brian McNamee)氏に対する厳しい尋問が行われ、クレメンス投手は運動能力向上薬の使用を激しく否定した。

 ムケージー長官宛ての書簡の中では、クレメンス投手による宣誓証言内容は、マクナミー氏と元チームメイトのアンディ・ペティット(Andy Pettitte)投手による証言内容と相反している、と記されている。

 ペティット投手は、1999年か2000年のどちらかにクレメンス投手からHGHの使用を聞かされたと証言している。

 公聴会の場では、共和党はクレメンス投手、民主党はマクナミー氏を後押しするなど両党の方針が分かれたが、今回は両党の議員がクレメンス投手を偽証罪に問うための十分な証拠がそろっていると考えている。(c)AFP