【2月25日 AFP】アルゼンチン中部コルドバ(Cordoba)市内の病院で、16歳の少女が3つ子を出産した。25日に17歳の誕生日を迎えるこの少女には、すでに4人の子どもがおり、3つ子の誕生により7人の母親となった。未成年の出産により、カトリック教徒が大多数の同国では、性教育や避妊法のあり方をめぐる議論を呼んでいる。

 La Voz del Interior紙が産科病院の副院長の話として伝えたところによると、この少女は19日、早産で各1700グラムの3つ子を出産した。母親と3人の新生児の健康状態は良好だという。少女の氏名は未成年であるため公表されていない。

 この少女は14歳で現在2歳の長男を出産。また、15歳だった1年半前にも3つ子を出産している。このほかにも、妊娠しながら流産した経験もあるという。

 少女と子供たちはコルドバ郊外のLeonesで少女の母親(49)と共に暮らしているが、母親は少女は避妊薬の注射を受けており妊娠は予定外だったと述べている。(c)AFP