【2月23日 AFP】英国の出版業界誌「ザ・ブックセラー(Bookseller)」が毎年「世界で最もヘンな書名」に与える「ダイアグラム賞(Diagram Prize for Oddest Book Title of the Year)」の候補作が発表された。

 今年は、世界各地の出版社、書店スタッフ、図書館員などが「発見」した主にノンフィクション系の6作品が候補に選ばれた。投票は同誌の公式ウェブサイト(www.thebookseller.com)で行われ、3月28日に結果が発表される。
 
栄えあるダイアグラム賞候補作は以下のとおり:

"I Was Tortured by the Pygmy Love Queen" (わたしは愛の女神ピグミーに拷問された)/ジャスパー・マカッチャン(Jasper McCutcheon

"How to Write a How to Write Book" (本の書き方に関する本の書き方)/ブライアン・パドック(Brian Paddock

"Are Women Human? And Other International Dialogues"(女性はヒトか? その他の国際的対話)/キャサリン・A・マッキノン(Catharine A. MacKinnon

"Cheese Problems Solved"(チーズの問題は解決した)/P・L・H・マクスウィーニー(P.L.H McSweeney

"If You Want Closure in Your Relationship, Start With Your Legs" (関係を終わらせたいなら、脚を閉じることから始めなさい)/ビッグ・ブーム(Big Boom

"People who Mattered in Southend and Beyond: From King Canute to Doctor Feelgood" (サウスエンド以南で重要な人々:イングランド王カヌートから覚醒剤処方医師まで)/ディー・ゴードン(Dee Gordon

 同誌のホレス・ベント(Horace Bent)氏はウェブ上で、これらの作品を候補に選ぶことができた喜びをこんなふうにつづっている。

「正直に言おう。企業化が進むにつれ、出版業ならでは風変わりな魅力があせつつあるのではないかと、ぼくは心配でたまらなかった。売れない原稿は却下され、売上目標が設定され、作家は間引きされるのが現状だ。でもうれしいことに、ぼくの取り越し苦労だったらしい。風変わりな魅力は、死に絶えてはいなかった」

 前年のダイアグラム賞は、ジュリアン・モンタギュー(Julian Montague)の"The Stray Shopping Carts of Eastern North America: A Guide to Field Identification"(北米東部で迷子になったショッピングカート:フィールド識別のためのガイド)が受賞した。 

 ダイアグラム賞は1978年に創設された。第1回受賞作品は"Proceedings of the Second International Workshop on Nude Mice"(第2回裸のマウスに関する国際ワークショップの議事録)だった。(c)AFP