【2月21日 AFP】(写真追加)パキスタンで18日行われた総選挙で下院第1党となった故ベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相の野党パキスタン人民党(Pakistan People’s PartyPPP)のアシフ・アリ・ザルダリ(Asif Ali Zardari)共同総裁は20日、選挙管理委員会が結果を公表せず改ざんしようとしていると非難した。

 ペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領の与党は今回の選挙で惨敗した。野党連立政権が議席の3分の2を占めた場合、大統領は辞任を迫られる可能性もある。

 選管は、数議席が確定していないことを理由に、公式結果を明らかにしていない。

 PPPのTaj Haider氏は「大統領側は選挙で敗北したにもかかわらず、最終結果を保留することで結果を改ざんし、議席を最大限確保しようとしている」とし、カラチ(Karachi)では結果の改ざんで5議席が大統領派政党に渡ったと述べた。

 ザルダリ共同総裁は、他の野党と「国民的合意による政府」を目指すと述べたものの、第2党となったナワズ・シャリフ(Nawaz Sharif)元首相のパキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(Pakistan Muslim League-NawazPML-N)との連立については明言しなかった。

 ザルダリ氏はまた、首相に立候補するつもりはないとの意向を示した。ザルダリ氏は議員ではないため立候補資格はないが、補欠選挙による議会入りという選択肢もある。(c)AFP