【2月20日 AFP】(記事更新、写真追加)サッカー欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)・決勝トーナメント1回戦、ASローマ(AS Roma)vsレアル・マドリード(Real Madrid)、第1戦。試合はダビド・ピサロ(David Pizarro)、アレッサンドロ・マンチーニ(Alessandro Mancini)の南米コンビによる得点でローマが2-1で勝利を収めた。

 試合は前半8分にラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez)の貴重なアウェーゴールでレアル・マドリードが先制したが、同24分にローマはダビド・ピサロのゴールで同点に追い着いて前半1-1で折り返すと、迎えた後半13分、フランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)からのスルーパスに反応したアレッサンドロ・マンチーニがレアル・マドリードのGKイケル・カシージャス(Iker Casillas)をかわし、決勝点となるゴールを決めた。

 試合後、ローマのルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督は「ラウルのゴールで憂鬱にならず、成熟を示すことができた」と称賛したが、ダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)は、「僕は結果を台無しにしたくない。僕らは昨シーズン、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に大敗したことを思い出すべきだ」とコメントし、ホームで2-1と先勝し迎えた昨季の準々決勝・第2戦でマンチェスター・ユナイテッドに1-7で敗れた試合を引き合いに出してリードが不十分であると警告した。(c)AFP