【2月19日 AFP】コソボ自治州の独立宣言から2日たった19日、独立に反対するセルビア系住民のグループが自治州とセルビア共和国の境界にある2つの検問所に放火した。

 コソボ警察によれば、市民らは現地時間午前11時30分(日本時間午後7時30分)ごろ、ヤリニエ(Jarinje)とバニャ(Banja)の2か所の検問所に火を放った。現在のところ負傷者などの報告はなく、詳しい被害状況も明らかになっていない。

 地元メディアは、検問所のほかにも、バニャに通じるハイウエー沿いの町ズビン・ポトク(Zubin Potok)にある税関の建物がセルビア系抗議グループにより放火されたと伝えている。(c)AFP