【2月18日 AFP】英大衆紙「サン(The Sun)」が18日、故ダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)の元執事が、英高等法院で行われている元妃の死因究明検死審問で偽証したと告白するビデオ映像を入手したと報じた。

 同紙によると、問題のビデオは米ニューヨーク(New York)のホテルの一室で撮影されたもので、ダイアナ元妃の執事だったポール・バレル(Paul Burrell)氏が友人を相手に語る3時間の映像が収録されている。

 サン紙によれば、ビデオ映像のなかでバレル氏は「いたずら心から、(審問で)2、3のデマをしゃべってしまった。司法をもて遊ぶなど違法な行為だとわかってはいたが、自分を抑えられなかった。重大な間違いを犯したことを今になって気づいた」と告白しているという。

 さらにバレル氏は友人に向かって「僕が知っている事実を正直に全てしゃべったなどとは思わないだろう?真実を全部暴露するなんて、とてもできない」と話していると報じた。

 サン紙は、ビデオ映像の一部を写真として掲載。床に置かれたカメラから撮影されたとみられる白黒写真で、ソファに深く腰掛けたバレル氏とみられる男性がグラスを片手にもう1人の男性に語りかけている。

 バレル氏は前月の死因究明審問で、元妃とドディ・アルファイド(Dodi Al-Fayed)氏との交際についてエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が「懸念」を示していたと証言。元妃の母親のフランシス・シャンド・キッド(Frances Shand Kydd)さんが、元妃がイスラム教徒のドディ・アルファイド(Dodi Fayed)氏と付き合っていることをとがめ、元妃を「売春婦」呼ばわりしたとも語っていた。

 また、元妃が王室の指示で殺害されたという「王室陰謀説」について「あり得ない」と否定している。(c)AFP