【2月15日 AFP】米スポーツ専門チャンネルESPNは現地14日、MLB最多本塁打記録保持者でサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)の元外野手、バリー・ボンズ(Barry Bonds)被告が、2001年11月の薬物検査で陽性反応が認められていたと報じた。

 ESPNによると、ボンズ被告は2001年シーズンに73本塁打を放って年間最多本塁打記録を更新したが、その1か月後にステロイドの陽性反応が認められていたとしている。

 今回の容疑は、ボンズ被告が2003年12月に行われた栄養補助食品会社バルコ(Bay Area Laboratory Co-operative、BALCO)によるステロイド剤提供事件に関連する連邦大陪審で、筋肉増強剤などの薬物使用を否定し、4件の偽証罪と1件の司法妨害の罪に問われている事件の法的文書として公になることとなり、同文書はボンズ被告が個人トレーナーを務めていたグレグ・アンダーソン(Greg Anderson)氏からステロイドを受け取った事実を示すことになる。

 米弁護士のJoseph Russoniello氏は「公判で政府が提出する証拠は、ボンズ被告がドーピング検査で陽性反応が検出された2001年11月以前に、アンダーソン氏からステロイドを受け取った事実を示すことになるでしょう。この証拠により、アンダーソン氏が提供したステロイドによって、2001年11月に陽性反応が検出されたという推測が立てる事ができる」としている。

 Russoniello氏は、ボンズ被告が1月に偽証罪の起訴を取り下げるよう連邦裁判所に申し立てたことを受け、連邦検査局が申し立てを却下させる目的で今回の証拠を公開したとも述べている。

 ボンズ被告は2007年12月に行われた罪状認否で連邦大陪審に対する偽証罪を問われたが、無実を主張していた。(c)AFP