ロジャー・クレメンス 公聴会で禁止薬物使用を否定
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【2月14日 AFP】(写真追加、記事更新、一部修正)薬物使用疑惑の渦中にあるロジャー・クレメンス(Roger Clemens)投手と同投手の元トレーナーで、同投手の薬物使用を告白したブライアン・マクナミー(Brian McNamee)氏らは現地13日、MLBにおける薬物使用を調査している米議会下院政府改革委員会(House Oversight and Government Reform Committee)の公聴会に出席した。5時間に及んだ公聴会で、クレメンス投手は禁止薬物の使用を否定、マクナミー氏は同投手に薬物を提供したとの証言を行った。
クレメンス投手は「ステロイド(Steroid)やヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone、HGH)をマクナミー氏に求めたこともなければ、実際に提供されたこともない」と語るなど、マクナミー氏から注射されたものはビタミンB12(vitamin B-12)と痛み止めのリドカイン(lidocaine)だったと証言。同時に「なぜマクナミー氏が私と私の家族を陥れる嘘をついてまで保身に走ろうとするのか分からない。ステロイドやHGHを含め、禁止されている運動能力向上薬を使用したことは一度もない」と主張した。
一方、2007年12月に公表されたジョージ・J・ミッチェル(George J. Mitchell)元上院議員による薬物調査報告書の中で、クレメンス投手に対し1998年から2001年の間に少なくとも16回にわたりステロイドとHGHを注射したと語っていたマクナミー氏は「クレメンス氏の指示によりステロイドとHGHを注射した。注射した回数は、実際には当初に述べていたよりも多かったと思う。クレメンス氏を破滅させたくないという思いがあり、この問題が徐々に忘れ去られていくことを願っていた」と証言した。
またマクナミー氏は「国民的娯楽を汚す一因となってきた。私が犯したことは間違いであり、委員会と国民に対して謝罪したい」とも語った。
公聴会に出席した委員たちは、クレメンス投手とマクナミー氏の証言の詳細を掘り下げ、それぞれに証言の信憑性を疑った。
イライジャ・カミングス(Elijah Cummings)委員はクレメンス投手に対し「あなたは私の中のヒーローの一人なので言い難いことだが、あなたを信じることは難しい」と語った。
またヘンリー・ワクスマン(Henry Waxman)委員長は「クレメンス氏は、我々が既に真実ではないと分かっていることを主張した。調査を進める中で、クレメンス氏の説明には矛盾や不一致があることに我々は気付いた。他の信頼できる証言や、単純に疑わしいとしか思えないという理由により、クレメンス氏の証言は矛盾しているとわかる」と語り、クレメンス投手の証言内容の矛盾をついた。
公聴会終了後、クレメンス投手とマクナミー氏のどちからを偽証罪に問うかどうかの決定は下されなかった。
トム・デービス(Tom Davis)委員は「偽証罪についてはまだ話し合っていない。まずは全体の記録(文書)を検討する。誰かが途方もない嘘をついている。国民の判断を仰ぐことになるだろう」と語り、ワクスマン委員長は「嘘をつくことが必ずしも偽証になるとは限らない」と語っている。
クレメンス投手とマクナミー氏のどちらかが偽証罪に問われた場合には、最大で5年の禁固刑が科される可能性がある。(c)AFP/Jim Slater
クレメンス投手は「ステロイド(Steroid)やヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone、HGH)をマクナミー氏に求めたこともなければ、実際に提供されたこともない」と語るなど、マクナミー氏から注射されたものはビタミンB12(vitamin B-12)と痛み止めのリドカイン(lidocaine)だったと証言。同時に「なぜマクナミー氏が私と私の家族を陥れる嘘をついてまで保身に走ろうとするのか分からない。ステロイドやHGHを含め、禁止されている運動能力向上薬を使用したことは一度もない」と主張した。
一方、2007年12月に公表されたジョージ・J・ミッチェル(George J. Mitchell)元上院議員による薬物調査報告書の中で、クレメンス投手に対し1998年から2001年の間に少なくとも16回にわたりステロイドとHGHを注射したと語っていたマクナミー氏は「クレメンス氏の指示によりステロイドとHGHを注射した。注射した回数は、実際には当初に述べていたよりも多かったと思う。クレメンス氏を破滅させたくないという思いがあり、この問題が徐々に忘れ去られていくことを願っていた」と証言した。
またマクナミー氏は「国民的娯楽を汚す一因となってきた。私が犯したことは間違いであり、委員会と国民に対して謝罪したい」とも語った。
公聴会に出席した委員たちは、クレメンス投手とマクナミー氏の証言の詳細を掘り下げ、それぞれに証言の信憑性を疑った。
イライジャ・カミングス(Elijah Cummings)委員はクレメンス投手に対し「あなたは私の中のヒーローの一人なので言い難いことだが、あなたを信じることは難しい」と語った。
またヘンリー・ワクスマン(Henry Waxman)委員長は「クレメンス氏は、我々が既に真実ではないと分かっていることを主張した。調査を進める中で、クレメンス氏の説明には矛盾や不一致があることに我々は気付いた。他の信頼できる証言や、単純に疑わしいとしか思えないという理由により、クレメンス氏の証言は矛盾しているとわかる」と語り、クレメンス投手の証言内容の矛盾をついた。
公聴会終了後、クレメンス投手とマクナミー氏のどちからを偽証罪に問うかどうかの決定は下されなかった。
トム・デービス(Tom Davis)委員は「偽証罪についてはまだ話し合っていない。まずは全体の記録(文書)を検討する。誰かが途方もない嘘をついている。国民の判断を仰ぐことになるだろう」と語り、ワクスマン委員長は「嘘をつくことが必ずしも偽証になるとは限らない」と語っている。
クレメンス投手とマクナミー氏のどちらかが偽証罪に問われた場合には、最大で5年の禁固刑が科される可能性がある。(c)AFP/Jim Slater