【2月8日 AFP】楽天(Rakuten)は7日、インターネット通販の初の欧州進出拠点として、3月にルクセンブルクで現地法人を設立すると発表した。

 ルクセンブルクのジャンクロード・ユンケル(Jean-Claude Juncker)首相と共に東京で会見した楽天の三木谷浩史(Hiroshi Mikitani)会長兼社長は、今後2-3年以内に英仏などの大市場を狙ったサービスを展開していきたいとし、「欧州進出によって、真の意味でグローバルなインターネット企業に成長していきたい」と語った。

 現地法人「楽天ヨーロッパ S.a r.l.(Rakuten Europe S.a r.l.)」の資本金は1億円。 
 
 同社は先進国および新興市場諸国の双方で、事業拡大の可能性を探ってきた。2005年には米ニューヨーク(New York)を拠点とするネットマーケティング会社、リンクシェア(LinkShare)を4億2500万USドル(約460億円)で買収した。新興市場に関しても数年以内に進出を計画している。

 金融を主要産業とするルクセンブルクのユンケル首相は、ユーロ圏財務相会合の初代常任議長も務める。今回の来日では9日に開かれる先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)にも出席する。(c)AFP