【2月1日 AFP】欧州サッカー連盟（UEFA）のミシェル・プラティニ（Michel Platini）会長は31日、更に2人の副審を導入することへの支持を再び明らかにし、その役割を審判業の引退が義務付けられている45歳以上の審判員に任せる可能性を示唆した。

　2008年中には国際サッカー連盟（FIFA）主催のU-21の試合で5人の審判による試合が開催が試みられると語ったプラティニ会長はザグレブでのUEFA総会後に、「今年（2008年）は特にチリでですが、『ペナルティーエリア』レフェリーと呼ばれる2人の副審を追加して、試験的に行われるでしょう。私としては、3人の審判というのは時代遅れのように感じています。（5人の審判の下では）常に2人から3人の審判が何が起こっているかつぶさに見てとれ、正しい判断を下すことができる。審判の問題は多くの議論を呼ぶ事態となっていますが、解決は可能だと考えています」と語った。

　プラティニ会長はまた、追加される新たな審判員は「経験豊富」でFIFAの規定により45歳で引退した元審判員から成るだろうとしている。(c)AFP