【2月1日 AFP】このほど国連平和大使に任命された米俳優ジョージ・クルーニー(George Clooney)さんが31日、国連本部で開かれた会見で、オマル・バシル(Omar al-Beshir)スーダン大統領に国連(United NationUN)とアフリカ連合(African UnionAU)の合同平和維持部隊を全面的に受け入れるよう訴えた。

 大使に任命されてから初めて国連本部を訪問したクルーニーさんはこの日、記者団に対し「平和維持部隊は占領軍ではない。民主主義を広めたり、信仰を侵害したりすることはない」と語った。

 さらに「スーダンの貿易相手国である中国が、スーダン政府に協力を求める上で重要な役割を果たす」として、「国際社会はこれまで以上に中国のリーダーシップを期待している。リーダーシップには多大な責任も伴うだろう。しかし中国は数百万人の命を救えるはずだ」と主張した。

 クルーニーさんは、潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)国連事務総長により18日に国連平和大使に任命されたばかり。「平和大使としてここにいることを誇りに思う」と語った。同日朝、国連本部に到着すると女性職員らの熱狂的な歓迎を受けていた。

 記者会見では、ジェーン・ホール・ルート(Jane Holl Lute)平和維持活動担当事務次長補とともにダルフールやチャド、コンゴを訪れた際の印象についても語った。米国の次期大統領には国連とどのような関係を築いてほしいかと尋ねられると、「誰が大統領になろうとも、現政府よりも国連を重視してほしい」と答えた。(c)AFP