【1月29日 AFP】英ロンドン(London)の高等法院で開かれている故ダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)の死因究明のための検死審問で28日、ダイアナ元妃の姉のセーラ・マッコーコデール伯爵夫人(Lady Sarah McCorquodale)が証言した。

■「アルファイド氏に監視されている」

 マッコーコデール伯爵夫人は、ダイアナ元妃は交際相手ドディ・アルファイド(Dodi Al-Fayed)氏の父モハメド・アルファイド(Mohamed Al Fayed)氏に「監視されていると思っていた」と証言した。

 元妃はドディ氏とアルファイド家の客船「Jonikal」で地中海クルーズに出た際、伯爵夫人宛てに電話をかけてきたという。「(ダイアナ元妃は)ドディ氏の父親が、ヨットに盗聴器を仕掛けていると思っていた」

 その数日後、元妃とドディ氏、運転手のアンリ・ポール(Henri Paul)氏はパリ(Paris)で事故死した。

■元妃とドディ氏の関係は「長続きはしなかった」

 伯爵夫人はさらに、ダイアナ元妃がドディ氏との関係を既に終わったものと考えていたと述べた。

「(元妃は)仏ルモンド(Le Monde)紙に掲載された地雷に関する記事で、自分の発言が誤って引用されたため、結果として政府批判と受け取られかねないと憤慨し取り乱したことが」あったという。その際、伯爵夫人が元妃に、ドディ氏と相談するようにすすめると「時間の無駄」と応えたという。

 伯爵夫人は「その答えから、2人の関係は長続きしなかったと思った」と述べた。

 アルファイド氏は、元妃と息子のドディ氏が死亡したのは英王室の陰謀によるもので、ダイアナ元妃がイスラム教徒と結婚するのを阻止するためだったと主張している。(c)AFP