【1月29日 AFP】サッカー2008アフリカ・ネイションズカップ(the African Nations Cup 2008)・ガーナ大会に出場しているセネガル代表のヘンリク・カスペルチャク(Henri Kasperczak)監督は現地28日に会見を行い、同27日に行われたアンゴラ戦に1-3で敗れたことを受け辞任を発表した。

 後任にはアシスタントコーチのラミーヌ・ヌディアイェ(Lamine Ndiaye)氏が暫定的に就任し、同31日に行われるグループリーグ最終戦の南アフリカ戦の指揮を執る。

 会見でカスペルチャク監督は「アンゴラに敗れた後で、セネガルのサッカー協会に辞任を申し出ました。辞任は受理されたので、私はもはや代表監督ではありません。私が結果に対する全責任を負います。私はセネガルのサポーターを失望させてしまいました。準々決勝進出の可能性は僅かに残されているとはいえ、サポーターの失望は計り知れません。私は何かチームにきっかけを与えたくて辞めるのです。おそらくそれが残された南アフリカ戦の鍵になるはずです」と語り、自身の辞任がチームの活性化につながることに期待を寄せた。

 グループリーグで2試合を終え勝ち点1とグループステージ敗退の危機に直面しているセネガルは、グループリーグ突破のためには同31日に行われる同じグループDのアンゴラ対チュニジア戦の結果に加え、南アフリカに勝利することが必須条件になる。(c)AFP