【1月28日 AFP】仏銀大手ソシエテ・ジェネラル(Societe Generale、ソジェン)が1人のトレーダーの不正取引で49億ユーロ(約7600億円)の損失を計上した問題で、検察当局は27日、警察によって拘束中のトレーダーのジェローム・ケルビエル(Jerome Kerviel)氏(31)の拘束期間を24時間延長することを決定した。同氏は不正が明らかとなった2日後の26日に警察に出頭していた。

 検察当局は、28日中にさらなる法的措置を取るための証拠が揃わなければ、ケルビエル氏を釈放しなければならない。

 一方、ソジェンはケルビエル氏が自ら警察に出頭した翌日の27日、不正取引が発覚した際、同氏が約500億ユーロ(約7兆8000億円)相当のポジション(持ち高)を動かしていたことを明らかにした。ソジェンはその後清算作業に取り掛かり、損失を49億ユーロに抑えたという。

 同社は声明を発表し、「リスクが大きい巨額投資だったため、(ケルビエル氏が保持していた)ポジションを大至急手仕舞いすることが不可欠だった」と述べた。清算作業は3日間におよび、23日午後に終了したという。(c)AFP