【1月26日 AFP】フィンランドのイルッカ・カネルバ(Ilkka Kanerva)外相が、28日にベルギー・ブリュッセル(Brussels)で行われる欧州連合(EU)の外相会議を、自身の60歳の誕生日と重なることを理由に欠席する意向であることがわかった。同国外務省のJuha Kirstilae報道官が25日、明らかにした。

 カネルバ外相は現在、欧州安保協力機構(Organisation for Security and Cooperation in EuropeOSCE)の持ち回り議長を務めているが、予定されている外相会合では、セルビア・コソボ(Kosovo)自治州問題や中東問題などOSCEが直接関係する重要問題について議論される予定。

 フィンランド政府は、Astrid Thors欧州相を代理として派遣するという。

 カネルバ外相は1948年1月28日生まれで、28日はフィンランド南西部トゥルク(Turku)で誕生日パーティーを行い、翌29日も同地で行われる誕生日を祝うコンサートに出席する予定だという。(c)AFP