【1月25日 AFP】イビチャ・オシム(Ivica Osim)元監督からチームを引き継いだ岡田武史(Takeshi Okada)監督の下、2月6日に行われる2010年サッカーW杯(2010 World Cup)アジア3次予選のタイ戦を控える日本代表は、26日にチリ代表と、30日にボスニア・ヘルツェゴビナと親善試合を行う。

■岡田監督の初陣はビエルサ監督率いるチリ戦

 26日に対戦するチリ代表は、元アルゼンチン代表監督のマルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)監督が指揮を執っている。1998年フランスW杯で当時のアルゼンチン代表の監督を務めたビエルサ監督は、W杯初出場を果たした日本を1-0で降しており、当時の代表チームを率いた岡田監督は密かにリベンジを望んでいるのかもしれない。2008年1月25日現在でW杯南米予選を1勝1分2敗の7位に位置しているチリ代表のGKクリストファー・トセリ(Cristopher Toselli)は、日本戦について「気候に慣れなければならないが、十分に動けるのであれば我々の方が有利だと思う」とコメントした。

■ボスニア・ヘルツェゴビナ戦はオシム元監督が観戦予定

 30日のボスニア・ヘルツェゴビナ代表との試合では、同国出身で昨年11月に脳梗塞で倒れたオシム元監督が観戦する予定となっている。オシム監督が観戦することについて岡田監督は「オシムさんが見に来る、来ないで戦略は変えられない。いつも通り、相手の弱点をアグレッシブに突いて戦いたい。試合をする時はいつでもベストを尽くすだけだ」と話した。

■日本代表メンバー、W杯予選に生き残れるのは?

 岡田監督が「タイ戦までの3試合を総合的に考えた」として23日に発表された25人の代表メンバーには、スコットランド・プレミアリーグのセルティック(Celtic)に所属する中村俊輔(Shunsuke Nakamura)が日程などの理由から外れているが、ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルト(Eintracht Frankfurt)からアジア王者の浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)に移籍した高原直泰(Naohiro Takahara)などが名を連ねており、タイ戦までにはメンバーが更に18人へと絞り込まれる。

 2010年サッカーW杯南アフリカ大会出場を目指す日本は、グループリーグでタイ、オマーン、バーレーンの4か国と対戦し、4次予選進出へ最低でもグループ2位までに入らなければならない。(c)AFP