『ニクソン』のO・ストーン監督、次作に『ブッシュ』を制作予定
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【1月22日 AFP】『ニクソン(Nixon)』で故リチャード・ニクソン(Richard Nixon)米元大統領の半生を描いたオリヴァー・ストーン(Oliver Stone)監督が、次作にジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領を描く作品『Bush』の制作を予定していると、エンターテイメント情報誌バラエティ(Variety)が20日に報じた。
バラエティによれば、ストーン監督の『ワールド・トレード・センター(World Trade Center)』と『アレキサンダー(Alexander)』でプロデューサーを務めたモリッツ・ボーマン(Moritz Borman)と、同じく『アレキサンダー』のプロデューサー、ジョン・キリク(Jon Kilik)が制作に加わるという。主演はジョシュ・ブローリン(Josh Brolin)。
ストーン監督は以前、イラク戦争に関する批判を行っていたが、この作品はブッシュ大統領を非難するものではなく、同大統領に関する主要な出来事にスポットを当て、いかにして政権を握ったかを描くという。
「ブッシュ大統領の視点から感じてもらえるよう、出来事の舞台裏を描くという点では『ニクソン』と同じだ。だが『ニクソン』を交響曲とすると、この作品は室内楽でトーンもあれほど暗くはない」とストーン監督は話す。
「わたしは政治的な作品を撮ると思われているが、それは表面的なとらえ方だ。わたしは人間に興味を持つ劇作家。カストロ(Fidel Castro)やニクソン、ジム・ギャリソン(Jim Garrison)、ジム・モリソン(Jim Morrison)、アレキサンダー大王(Alexander the Great)と同様に、人間としてのブッシュ大統領にも共感している」。ストーン監督はこう語りつつも、ブッシュ大統領に対する個人的な見解は明かさなかった。(c)AFP
バラエティによれば、ストーン監督の『ワールド・トレード・センター(World Trade Center)』と『アレキサンダー(Alexander)』でプロデューサーを務めたモリッツ・ボーマン(Moritz Borman)と、同じく『アレキサンダー』のプロデューサー、ジョン・キリク(Jon Kilik)が制作に加わるという。主演はジョシュ・ブローリン(Josh Brolin)。
ストーン監督は以前、イラク戦争に関する批判を行っていたが、この作品はブッシュ大統領を非難するものではなく、同大統領に関する主要な出来事にスポットを当て、いかにして政権を握ったかを描くという。
「ブッシュ大統領の視点から感じてもらえるよう、出来事の舞台裏を描くという点では『ニクソン』と同じだ。だが『ニクソン』を交響曲とすると、この作品は室内楽でトーンもあれほど暗くはない」とストーン監督は話す。
「わたしは政治的な作品を撮ると思われているが、それは表面的なとらえ方だ。わたしは人間に興味を持つ劇作家。カストロ(Fidel Castro)やニクソン、ジム・ギャリソン(Jim Garrison)、ジム・モリソン(Jim Morrison)、アレキサンダー大王(Alexander the Great)と同様に、人間としてのブッシュ大統領にも共感している」。ストーン監督はこう語りつつも、ブッシュ大統領に対する個人的な見解は明かさなかった。(c)AFP