【1月22日 AFP】職員のインサイダー取引発覚を受け、NHKの橋本元一(Genichi Hashimoto)会長は21日、辞意を表明した。

 NHKは前週、東京の報道局制作記者(33)、岐阜放送局記者(30)、水戸放送局のディレクター(40)の3人がインサイダー疑惑で証券取引等監視委員会の調査を受けていると発表していた。

 3人は前年3月8日、回転ずしチェーンのカッパ・クリエイトの吸収合併のニュースを放送する前に、閲覧した原稿をもとに同社の株1000-3000株を購入、翌日売却して10万-40万円の利益を得ていた。

 3人のうち2人はインサイダー取引に関わったことを認めているという。(c)AFP