【1月21日 AFP】ローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI)が学生らの反対でローマ大学サピエンツァ校(La Sapienza)での演説を中止したことを受け20日、バチカンのサンピエトロ広場(St Peter's Square)には、法王への支持を示めそうと、10万人以上の信者らが集まった。

 同日行われた日曜恒例の祈りの集いで法王は、「学者らが他人の意見を常に尊重し、オープンで責任のある心を持ち、真実や善を追求するように願いたい」と述べた。

 演説は、法王がガリレオ・ガリレイ(Galileo Galilei)弾圧を容認する発言をしたことをきっかけに、非宗教の同大教授や学生ら数十人が、法王の訪問に抗議したため中止された。

 サンピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を現した法王は、「友愛の精神、自由と真実を愛する心、兄弟のように寛容な社会のためにともに全力を尽くし、前進しよう」と呼び掛けた。(c)AFP/Gina Doggett