米議員「ジャイアンツ幹部はバルコ社のスキャンダルを防げた」
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【1月16日 AFP】(一部修正)MLB歴代最多本塁打記録保持者のバリー・ボンズ(Barry Bonds)被告が偽証罪と司法妨害の罪に問われることとなった栄養補助食品会社「バルコ(Bay Area Laboratory Co-operative、BALCO)」が関与したドーピングスキャンダルは、ボンズ被告が所属していたサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)の幹部が迅速に対応していれば防げていた可能性があったことが明らかとなった。
米下院政府改革委員会(House Oversight and Government Reform Committee)のヘンリー・ワクスマン(Henry Waxman)委員長は、現地15日にMLB機構コミッショナーのバド・セリグ(Bud Selig)氏やMLB選手会専務理事のドナルド・フェア(Donald Fehr)氏が証言を行った同委員会の公聴会でこの事実を明らかにしている。
ワクスマン委員長はジョージ・J・ミッチェル(George J. Mitchell)元上院議員により提出された薬物調査報告書におけるバルコ社の関わりを調査し、ジャイアンツのオーナーのピーター・マゴワン(Peter Magowan)氏とゼネラルマネージャーのブライアン・サビーン(Brian Sabean)氏の対応に言及した。
2002年8月、当時ボンズ被告のトレーナーを務めていたスタン・コンテ(Stan Conte)さんからボンズ被告の個人トレーナーであるグレッグ・アンダーソン(Greg Anderson)被告やバルコ社のドーピングスキャンダルで有罪判決を受けた男性を含むボンズ被告の側近がドーピングに関する告発を受けた際に、サビーン氏はこの件に関し全く行動を起こさなかった。
マゴワン氏はミッチェル元上院議員にボンズ被告が2004年に電話でステロイドの使用を認めたと語っていたが、報告書ではマゴワン氏がバルコ社のドーピングスキャンダルに関する連邦大陪審でのボンズ被告の証言と矛盾する前言を後に撤回しようとしたことが明かされた。
マゴワン氏の弁護士は、ボンズ被告は使用していた物質がステロイドだと知っていたとするマゴワン氏の発言は失言であり、ボンズ被告はステロイドを摂取していたことを全く知らなかった語っていたとミッチェル元上院議員に対し説明している。
ボンズ被告は連邦大陪審で運動能力向上薬の使用を全く知らなかったと証言し、偽証罪と司法妨害の罪で起訴されている。
ワクスマン委員長は「バルコ社に関するドーピングスキャンダルは、サビーン氏とマゴワン氏が責任を持って行動していたら、避けられた可能性がある。彼らはバリー・ボンズ被告を守ることにより関心を払っていたようだ」と語っている。
ボンズ被告はハンク・アーロン(Hank Aaron)氏が保持していたメジャー歴代最多本塁打記録の更新を目指した過去2シーズンの間、バルコ社との関わりによりボンズ被告を軽蔑し愚弄するライバルチームのファンと同時に多くのジャイアンツファンを球場に呼び寄せており、ボンズ被告は球団にとって数百万ドルの意味を持っていた。
セリグ氏はコンテさんが直接自身に懸念を伝えて欲しかったと語り、考えられる懲戒処分を見出すためミッチェル氏の報告書をチェックし続けることを明かした。(c)AFP
米下院政府改革委員会(House Oversight and Government Reform Committee)のヘンリー・ワクスマン(Henry Waxman)委員長は、現地15日にMLB機構コミッショナーのバド・セリグ(Bud Selig)氏やMLB選手会専務理事のドナルド・フェア(Donald Fehr)氏が証言を行った同委員会の公聴会でこの事実を明らかにしている。
ワクスマン委員長はジョージ・J・ミッチェル(George J. Mitchell)元上院議員により提出された薬物調査報告書におけるバルコ社の関わりを調査し、ジャイアンツのオーナーのピーター・マゴワン(Peter Magowan)氏とゼネラルマネージャーのブライアン・サビーン(Brian Sabean)氏の対応に言及した。
2002年8月、当時ボンズ被告のトレーナーを務めていたスタン・コンテ(Stan Conte)さんからボンズ被告の個人トレーナーであるグレッグ・アンダーソン(Greg Anderson)被告やバルコ社のドーピングスキャンダルで有罪判決を受けた男性を含むボンズ被告の側近がドーピングに関する告発を受けた際に、サビーン氏はこの件に関し全く行動を起こさなかった。
マゴワン氏はミッチェル元上院議員にボンズ被告が2004年に電話でステロイドの使用を認めたと語っていたが、報告書ではマゴワン氏がバルコ社のドーピングスキャンダルに関する連邦大陪審でのボンズ被告の証言と矛盾する前言を後に撤回しようとしたことが明かされた。
マゴワン氏の弁護士は、ボンズ被告は使用していた物質がステロイドだと知っていたとするマゴワン氏の発言は失言であり、ボンズ被告はステロイドを摂取していたことを全く知らなかった語っていたとミッチェル元上院議員に対し説明している。
ボンズ被告は連邦大陪審で運動能力向上薬の使用を全く知らなかったと証言し、偽証罪と司法妨害の罪で起訴されている。
ワクスマン委員長は「バルコ社に関するドーピングスキャンダルは、サビーン氏とマゴワン氏が責任を持って行動していたら、避けられた可能性がある。彼らはバリー・ボンズ被告を守ることにより関心を払っていたようだ」と語っている。
ボンズ被告はハンク・アーロン(Hank Aaron)氏が保持していたメジャー歴代最多本塁打記録の更新を目指した過去2シーズンの間、バルコ社との関わりによりボンズ被告を軽蔑し愚弄するライバルチームのファンと同時に多くのジャイアンツファンを球場に呼び寄せており、ボンズ被告は球団にとって数百万ドルの意味を持っていた。
セリグ氏はコンテさんが直接自身に懸念を伝えて欲しかったと語り、考えられる懲戒処分を見出すためミッチェル氏の報告書をチェックし続けることを明かした。(c)AFP