ズフィ・アレクサンダーが手掛ける「モラビト」08年春夏コレクション
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【1月10日 上間常正】パリのバッグの老舗ブランド「モラビト(MORABITO)」が新デザイナー、ズフィ・アレクサンダー(Zufi Alexander)を迎え、08年春夏の新作コレクションを発表した。べっ甲やクロコダイルなどこのブランド伝統の素材を使いつつ、創業当時の大胆なデザイン感覚を現代によみがえらせたような新鮮なバッグになった。
■ズフィ・アレクサンダーとは
ズフィは1974年生まれ。ドバイで裕福な少女時代を過ごし、米国の大学を卒業。クリスティーズに勤めた後、英国でMBAを得てファッションビジネスコンサルタントに、その後に自身の名のバッグのコレクションを開始した。「キス・ミー・ベイビー(KISS ME BABY)」シリーズは世界的ヒットとなり、ケイト・モス(Kate Moss)やグウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)らが顧客リストに名を連ねている。
■「モラビト」の精神を受け継ぐ
新作発表を機に来日したズフィは「私の使命はモラビトの精神を“生まれ戻り”させること」と語る。アンティークコレクションやアトリエに眠っていたパーツ、香水瓶の中に残った雫までかきながら、「モラビトの世界観に思いをめぐらせた」という。
その結果「注目した点は、三つ」。まず、モラビトの工房で受け継がれてきた宝飾技術、そしてカスタムメードで培われた自在なでデザイン感覚。三つめは、「そうして作ってきたバッグがクラシックになったときの形の美しさ」
「それを現代的に表現するためには、よりソフトで軽くするが必要だと思った。だから、新しいレザーと明るい色を使いました。もちろんもっと大事なのは、モラビトがかつてそうだったように、トレンドをリードするようなファッション感覚です」
■08年春夏コレクション
新作は「エカイユ(べっ甲)」「ビジュー」「ヴィンテージ」の3シリーズ。エカイユは美しいべっ甲とスワロフスキーのクリスタルを大胆に組み合わせながら、形はシンプルでべっ甲と淡いグリーンの対比が効果的。ビジューは、モラビトの顧客だったマリリン・モンローが注文したバッグがベース。クロコの現代的でシンプルな素材使いが光る。ヴィンテージはモラビトの代表的な形と昔のパーツを使い、鮮やかな色の軽いレザーで旬な感覚を盛り込んでいる。
■100年以上の歴史を持つ老舗
モラビトは1905年にジャンバプティスト・モラビト(Jean-Baptiste Morabito)が仏ニースで創業。べっ甲やサンゴなどを使った斬新なバッグで、コートダジュールなどでバカンスを過ごす欧州のハイソサエティーの顧客の人気を集めた。パリのサントノーレ通りの旗艦店のほか、東京では六本木の東京ミッドタウン店など。
日本が大好きというズフィーは「世界で最も目の肥えた女性が多いのが日本。商業主義的ななりすぎたほかのラグジュアリーブランドとは全然違うモラビトのバッグを、ぜひ見て確かめてほしい」と話している。(c)MODE PESS
■ズフィ・アレクサンダーとは
ズフィは1974年生まれ。ドバイで裕福な少女時代を過ごし、米国の大学を卒業。クリスティーズに勤めた後、英国でMBAを得てファッションビジネスコンサルタントに、その後に自身の名のバッグのコレクションを開始した。「キス・ミー・ベイビー(KISS ME BABY)」シリーズは世界的ヒットとなり、ケイト・モス(Kate Moss)やグウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)らが顧客リストに名を連ねている。
■「モラビト」の精神を受け継ぐ
新作発表を機に来日したズフィは「私の使命はモラビトの精神を“生まれ戻り”させること」と語る。アンティークコレクションやアトリエに眠っていたパーツ、香水瓶の中に残った雫までかきながら、「モラビトの世界観に思いをめぐらせた」という。
その結果「注目した点は、三つ」。まず、モラビトの工房で受け継がれてきた宝飾技術、そしてカスタムメードで培われた自在なでデザイン感覚。三つめは、「そうして作ってきたバッグがクラシックになったときの形の美しさ」
「それを現代的に表現するためには、よりソフトで軽くするが必要だと思った。だから、新しいレザーと明るい色を使いました。もちろんもっと大事なのは、モラビトがかつてそうだったように、トレンドをリードするようなファッション感覚です」
■08年春夏コレクション
新作は「エカイユ(べっ甲)」「ビジュー」「ヴィンテージ」の3シリーズ。エカイユは美しいべっ甲とスワロフスキーのクリスタルを大胆に組み合わせながら、形はシンプルでべっ甲と淡いグリーンの対比が効果的。ビジューは、モラビトの顧客だったマリリン・モンローが注文したバッグがベース。クロコの現代的でシンプルな素材使いが光る。ヴィンテージはモラビトの代表的な形と昔のパーツを使い、鮮やかな色の軽いレザーで旬な感覚を盛り込んでいる。
■100年以上の歴史を持つ老舗
モラビトは1905年にジャンバプティスト・モラビト(Jean-Baptiste Morabito)が仏ニースで創業。べっ甲やサンゴなどを使った斬新なバッグで、コートダジュールなどでバカンスを過ごす欧州のハイソサエティーの顧客の人気を集めた。パリのサントノーレ通りの旗艦店のほか、東京では六本木の東京ミッドタウン店など。
日本が大好きというズフィーは「世界で最も目の肥えた女性が多いのが日本。商業主義的ななりすぎたほかのラグジュアリーブランドとは全然違うモラビトのバッグを、ぜひ見て確かめてほしい」と話している。(c)MODE PESS