【1月9日 AFP】コロンビアの独立系週刊誌「レビスタ・セマーナ(Revista Semana)」が8日、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of ColombiaFARC)」のメンバーと、人質の女性クララ・ロハス(Clara Rojas)さんの間に生まれた息子、エマヌエル・ロハス(Emmanuel Rojas)くんのものとされる男児の顔写真の一部を掲載した。

 エマヌエルくんは、FARCがイングリッド・ベタンクール(Ingrid Betancourt)大統領候補(当時)とともにロハスさんを拉致した2002年2月以降に生まれた。現在はフアン・ダビド・ゴメス(Juan David Gomez)と名前を変えて、児童養護施設で暮らしているとされる。

 現地ではエマヌエルくんをめぐり、ロハスさんの家族、アルバロ・ウリベ(Alvaro Uribe)コロンビア大統領、仲介役のウゴ・チャベス(Hugo Chavez)ベネズエラ大統領がFARCと解放交渉を続けている。

 ウリベ大統領によると、FARCは昨年12月にロハスさん、エマヌエルくん、コンスエロ・ゴンサレス・デペルドモ(Consuelo Gonzalez de Perdomo)議員を解放する予定だったが、エマヌエルくんが実際には国が運営する児童養護施設にいることから実現しなかった。

 今後、エマヌエルくんの身元を特定するためにスペインでDNA鑑定が行われる。

 レビスタ・セマーナ誌は写真の入手経路を明らかにしていないが、写っているのは間違いなくエマヌエルくん本人だと断言している。(c)AFP