【1月5日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のハンブルガーSV(SV Hamburg)に所属するオランダ人のラファエル・ファン・デル・ファールト(Rafael Van der Vaart)が5日、ハンブルガーSVとの契約を延長せず、ビッグクラブでプレーしたいと望んでいることを明らかにした。

 独大衆紙ビルト(Bild)紙に対してハンブルガーSVから2012年までの契約延長を提示された事を明かした同選手は「サインはしていない。契約は延長しない。ビッグクラブでプレーするという夢を叶えるためには2012年まではあまりに長い」と語り、噂されるイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)移籍について同選手は、まだ正式なオファーを受けていない事を明かした上で「ユベントスが興味を持っていると聞いている。そしてそこでプレーする姿が想像できる」とコメントした。

 ハンブルガーSVは、今夏にスペイン・リーガエスパニョーラ1部のバレンシア(Valencia)の2200万ユーロ(約35億4000万円)のオファーを断っている。

 オランダ・エールディビジのアヤックス(Ajax)を経てハンブルガーSVに移籍したファン・デル・ファールトは、これまでに59試合に出場し26得点を挙げている。(c)AFP