【12月25日 AFP】コロンビアの左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」が解放を約束していた人質3人について、クリスマス前に引き渡しが実現する可能性はなくなった。仲介役のピエダ・コルドバ(Piedad Cordoba)上院議員が24日、明らかにした。

 同上院議員はメデジン(Medellin)でAFPの電話取材に応じ、「人質3人はクリスマス前には解放されないだろう。今のところ、その兆候はまったくない」と語った。

 その一方で、3人が解放されることは「確実であり、必ず実現する」と述べた。

 FARCは18日、人質のクララ・ロハス(Clara Rojas)さんと、ロハスさんが拘束されている間にゲリラメンバーとの間に生まれた息子(3-4歳)、Consuelo Gonzalez de Perdomo議員の3人を解放すると表明していた。

 ロハスさんは、フランス系コロンビア人のイングリッド・ベタンクール(Ingrid Betancourt)元大統領候補とともに2002年にFARCに拉致され人質になった。Perdomo議員は同じく2001年9月以来、拘束されている。

 FARC側は、ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領か同大統領が指名した人物に人質を引き渡すとしている。(c)AFP