【12月24日 AFP】フランスの作家、ジュリアン・グラック(Julien Gracq)、本名ルイ・ポワリエ(Louis Poirier)氏が、仏西部にある自宅近くの病院で亡くなった。97歳だった。23日に家族が明らかにした。

 1938年に出版された最初の著書『アルゴールの城にて(Au chateau d'Argol)』は、当時のシュールレアリストの旗手、アンドレ・ブルトン(Andre Breton)から好意的な論評が寄せられた。後にグラック氏はブルトンと親交を結び、強い影響を受けることになった。

 ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領は、「20世紀にフランスが生んだ最も偉大な作家の1人で、流行や社会とは隔絶した世界に生き、独創的な思想体系を構築し、一連の力強い作品を生み出した」と賛辞を贈り、故人の功績に敬意を表した。(c)AFP