【12月21日 AFP】18日に南アフリカの与党アフリカ民族会議(African National CongressANC)の新議長(党首)に選出されたばかりのジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)前副大統領が、汚職疑惑で訴追される可能性が、議長就任当日の20日、浮上した。一方、議長選に敗れたターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領は、大統領職を退かない意向を示した。

 議長選勝利から2日もたたない時期に、検察当局は長期にわたる捜査の末、ズマ氏を訴追するに十分な証拠がそろったことを明らかにした。

 検察当局は、捜査は最終段階に入っており、間もなく起訴する構えがあることを示唆した。

 有罪判決がでれば、ズマ氏は2009年にムベキ大統領の後継者になることができない。また、ズマ大統領の側近によると、ムベキ氏は大統領職を早急に退くつもりはないという。

 ズマ氏は収賄罪で起訴されていたが、06年9月に裁判所が証拠不十分だとして裁判を停止。だが、検察側は捜査を継続していた。ズマ氏は、有罪となった場合は辞任する意向を表明している。(c)AFP/Mariette le Roux