【12月19日 AFP】(写真追加)韓国の大統領選は19日午前6時、投票が開始された。株価操作疑惑の再調査が決定しているものの、経済界出身の保守系野党ハンナラ党(Grand National PartyGNP)の李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)候補の優位は揺るがないとの見方が強い。

 中央選挙管理委員会(National Election Commission)によると、投票は午後6時で締め切られ、午後10時までには結果が判明するという。有権者3760万人が1万3178か所の投票所で投票を行うことになるが、今回の選挙は李候補の圧倒的勝利と見られているため、同委員会は投票率は65%を下回ると見ている。

 前週発表された最新の世論調査では、李候補が2位以下に大差をつけてリードしている。

 議会は独立調査官を任命し、李候補の関与が取りざたされている2001年の株価操作疑惑に対する再捜査を決定したが、大統合民主新党の鄭東泳(チョン・ドンヨン、Chung Dong-Young)候補や保守派無所属の李会昌(イ・フェチャン、Lee Hoi-Chang)候補などをおさえ、李候補の圧倒的勝利は確実視されている。(c)AFP/Simon Martin