【12月16日 AFP】(一部更新、写真追加)07クラブW杯(FIFA Club World Cup Japan 2007)・3位決定戦、浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds、日本)vsエトワール・シャヘル(Etoile du Sahel、チュニジア)。試合は2-2のまま決着が着かず、クラブW杯が始まって以来初となるPK戦の末に4-2で浦和レッズがエトワール・シャヘルを降し、クラブ世界3位に輝いた。

 エトワール・シャヘルのサブール・フレジュ(Sabeur Frej)が前半5分にPKからの先制ゴールで試合の口火を切った。しかしその後前半の主導権は浦和レッズが握り、35分にはブラジル人FWのワシントン(Washington Stecanelo Cerqueira)がヘディングで同点ゴールを決めた。その後、両チームともゴールネットを揺らすことができなかったが後半25分、フリーキックからのクロスをワシントンがヘディングで合わせ2点目を決めた。しかし直後にはアフリカ王者、エトワール・シャヘルのアミン・チェルミティ(Amine Chermiti)がゴールを決め、すぐさま同点に追いついた。

 その後も、両チームとも追加点を奪うことが出来ずPK戦へ突入。エトワール・シャヘルのキッカーは浦和レッズの守護神、都築龍太(Ryota Tsuzuki)の前に2本しか決めることができず、一方の浦和レッズは全てのPKを決めて、PK戦4-2でエトワール・シャヘルを降し、クラブ世界3位に輝いた。(c)AFP