【12月16日 AFP】(12月17日 一部修正)パキスタンのペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領は15日、非常事態の解除を発表し、引き続き行ったテレビ演説で「自由かつ公正な総選挙の来月実施」を公にした。

 このあと同大統領は「非常事態宣言は私の意に反するものだったが、パキスタンを不安定化させないためにはやむを得なかった」とし、「非常事態を宣言することによって相次ぐテロや武力攻撃を防ぐ必要があったが、それにより全体的に治安状況は大幅に改善された」と述べた。

 演説は事前に収録されたもので、テレビやラジオで同日放送されたが、ムシャラフ大統領はその中で、同国民主化の中心的役割を担ったとして自身の功績を強調した。

 非常事態の宣言により国内外から非難の嵐がわき起こったが、大統領自身は武装勢力による攻撃の危険性が高まっていたため、「最後の手段」として行ったと説明した。

 これに対し反大統領派は、非常事態を宣言した本当の理由は同大統領に従わない判事らを追放するためだと主張。反大統領派の判事らは今年10月、ムシャラフ大統領の再選について、法的な申し立てを行おうとしていた。(c)AFP/Rana Jawad