【12月15日 AFP】ブリュッセル(Brussels)で開催中の欧州連合(EU)首脳会談で、加盟各国首脳は15日、独立宣言の準備を進めるセルビア南部コソボ(Kosovo)自治州への大規模な警察要員派遣を決定した。これにより、ロシアとの緊張が高まる可能性が出てきた。

 EUは、コソボに「管理下での独立」を承認するため、国連(UN)の提案により予定されていた1800人規模の警察および司法要員の派遣準備を行っていたが、ロシアがこれを阻止した。

 会談後、議長国ポルトガルのジョゼ・ソクラテス(Jose Socrates)首相は記者会見で、「この措置は、コソボの最終地位や地域での役割など問題全般について、EUが解決の意向を示すことのできる最も明確なメッセージだ」と主張した。

 ソクラテス首相は要員の派遣時期については言及せず、ルクセンブルクのジャン・アッセルボルン(Jean Asselborn)外相も「クリスマス以降」とだけ述べた。(c)AFP/Lorne Cook