【12月12日 AFP】07クラブW杯(FIFA Club World Cup Japan 2007)に欧州代表として出場するイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)は、13日に準決勝で対戦する浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds、日本)に所属するブラジル勢に警戒を強めている。

 ミランのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督はブラジル人FWワシントン(Washington Stecanelo Cerqueira)、ブラジル生まれの田中マルクス闘莉王(Marcus Tulio Tanaka)に加え永井雄一郎(Yuichiro Nagai)を浦和レッズ攻撃陣の要注意人物として挙げている。

 ワシントンと永井は3-1で勝利を収めた10日のセパハン(Sepahan、イラン)との準々決勝でゴールを決めており、ミランは注意深くその試合を観戦していた。

 アンチェロッティ監督は「彼らは組織的なディフェンスを持っている。経験豊富な選手が巧みに動いていた。闘莉王は個性的で高い技術を持っている。ワシントンのプレーはレベルが高く、永井も印象的だった」と語り、3選手を名指しして警戒を示した。

 また、アンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)はアンチェロッティ監督が挙げた要注意人物のリストに相馬崇人(Takahito Soma)を「非常に良い選手」と評して加え、さらに「赤い悪魔」と呼ばれる浦和レッズのサポーターが試合の鍵を握ると指摘している。

 ピルロは「浦和レッズは良い選手と偉大なサポーターを抱えアグレッシブだ」と警戒を示したが、同時に「我々はACミランだ。浦和レッズを恐れる必要はない」と語っている。

 セリエAでは10位に沈むミランは、怪我で戦列を離れていたダリオ・シミッチ(Dario Simic)とGKのジダ(Dida)が11日の練習に合流しており、度重なる故障に悩まされているロナウド(Ronaldo)も来日以来初めて練習場に姿を見せている。(c)AFP/Shigemi Sato