【12月9日 AFP】アフガニスタンでイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)の支配下にある南部ヘルマンド(Helmand)州ムサカラ(Musa Qala)で奪回作戦中のアフガニスタン軍と英軍を主体とする部隊は9日、前進を続けている。

 アフガニスタン国防省の発表によると、部隊はムサカラ中心部から2キロの地点に位置し、これまでにタリバンの司令官2人を拘束したという。タリバンは10か月前、英軍の撤退を条件に結んだ協定を破ってこの地に侵入した。

 アフガニスタン国防省は8日、アフガニスタン軍同州に駐留する北大西洋条約機構(NATO)が指揮する国際治安支援部隊(International Security Assistance ForceISAF)の支援を受けた同国軍部隊は東西南の3方から前進していると発表した。

 ISAFは、即席爆発装置(IED)を警戒し慎重に進行しているという。同州の英軍報道官は、作戦はムサカラへの扉が「け破られるまで」続けられ、「扉が開かれたらアフガニスタン軍が入る」と述べた。

 作戦にはアフガニスタン軍とISAF部隊に加え、米軍主導の多国籍軍から米兵約200-300人が参加している。(c)AFP