【12月7日 AFP】イスラム原理主義過激派グループ「アブサヤフ(Abu Sayyaf)」のメンバー14人が、フィリピンで観光客を誘拐し米国人2人を含む人質5人の殺人などの罪に問われた裁判で、同国マニラ(Manila)の裁判所は6日、被告全員に終身刑を言い渡した。公判は3年に及んだ。

 14人は2001年5月27日、同国西部パラワン(Palawan)州のリゾート地で観光客を誘拐。2002年6月にフィリピン軍が救出作戦を決行した際、ペルー生まれの米国人Guillermo Soberoさんと米国人宣教師のMartin Burnhamさんら人質5人を殺害した。(c)AFP