【12月4日 AFP】仏オークション業界は3日、ネット上での海賊版や盗品売買を容認しているとして、米インターネット・オークション大手、イーベイ(eBay)に対する合同訴訟の準備を進めていると発表した。
 
 2000年に制定された法律により、仏国内で営業する全オークション業者に対し、フランス政府による承認が義務付けられたが、仏オークション業界の代表団体の説明によると、イーベイの行為は同法に違反している疑いがあるという。この他にも同団体は、イーベイが消費者保護法や、脱税および海賊版・盗品などの売買防止法にも違反していると主張している。

 これに対し、イーベイ側は訴えを「まったく根拠のないもの」とはねつけ、「フランスで事業を開始して以来、フランスの国内法にも常に注意を払ってきた」と説明。法律上の問題点はないとする声明を発表した。

 また、イーベイの報道担当者はAFPに対し、同社の役割は販売者と購入者との間を取り持つ「オークションブローカー」であり、一般のオークションとは異なるものだとの見解を示した。

 同業界団体は前月にも、自動車のインターネット・オークションサイト、Exlineaに対しても、国の承認を得ていないとして同様の法的措置をとっている。(c)AFP