セナの姉 「ハミルトンは弟を思い出させる」
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【12月4日 AFP】3日に行われた英オートスポーツマガジン(Autosport magazine)が主催するオートスポーツアワードの壇上でマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、元F1世界チャンピオンの故アイルトン・セナ(Ayrton Senna)氏の姉ビビアン・セナ(Viviane Senna)さんから、「弟のアイルトンを思い出させる」と言葉をかけられ、目に涙を浮かべた。
1994年に行われたサンマリノGP(San Marino Grand Prix)のレース中の事故により34歳で亡くなったセナ氏は、ハミルトンにとって幼少時代の憧れだった。
ハミルトンは最優秀英国人ドライバー(Best British Competition Driver of The year)、最優秀国際レーシングドライバー(Best International Racing Driver of The year)、最優秀新人賞(Rookie of The year)の3つを受賞し、そのうち2つをビビアンさんから手渡された。ビビアンさんはハミルトンのことを「レース中もそうでないときもアイルトンに似ている」と語った。
ビビアンさんは「ハミルトンはドライバーとしても、良い人間という意味でもアイルトンを思い出させます。目や顔にそれが現れています」と日頃クールな印象を与えるハミルトンを打ち砕くほどの賛辞の言葉を贈った。
2007シーズンにF1でデビューを飾ったハミルトンは「私は今までこれほど言葉に詰まったことはありません。ビビアンさんの言葉は私にとって大変意味のある言葉であり、素敵なものでした。私はこれまでテレビや公の場では決して涙を見せないと誓ってきましたが、今はコントロールすることができません。言葉になりません」と語り、またハミルトンは「ビビアンさんには10月のブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2007)で会いました。彼女の存在はとても特別なものがあります。私を表彰しに駆けつけてくれたことはアイルトンがここにいるのと同じくらい素晴らしいことです。アイルトンには1度も会うことが叶わなかったので、彼の本とビデオを通して彼がどんな性格だったかを窺い知るしるしかありませんでした。私も彼と同じように輝けることを願うのみです。彼が私の人生に与えた衝撃を決して忘れることはないでしょう」と語った。
またハミルトンは、9日に発表される英国放送協会(BBC)の年間最優秀スポーツ選手賞(BBC Sports Personality of the Year)の最有力候補の一人とみられている。(c)AFP