【12月4日 AFP】(写真追加)パレスチナ自治政府と和平交渉を再開したイスラエル政府は3日、マフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長を後押しするため、拘束しているパレスチナ人のうち400人以上を釈放した。帰還したパレスチナ人たちは英雄として迎えられた。

 釈放されたパレスチナ人で満たされたバスがヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)にあるパレスチナ自治政府の本部に到着すると、出迎えた数千人の市民は、パレスチナの旗を振り、歌い踊りながら彼らの帰りを祝った。

 夜明け頃にイスラエル南部のネゲブ(Negev)砂漠にあるKetziot刑務所から釈放されパレスチナ人らは、笑みを浮かべ、Vサインをしながら同刑務所を後にし、バスに乗り込んだ。

 釈放された429人のうち409人はヨルダン川西岸へ、20人はイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)が実効支配するガザ地区(Gaza Strip)へと帰って行った。

 今回で釈放は3度目で、6月にハマスがガザ地区を制圧して以来、ハマスとの行き詰まり状態が続くアッバス議長を後押しする狙いがある。(c)AFP/Hossam Ezzedine