【11月30日 AFP】フィリピンのマニラ(Manila)首都圏で、グロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領の退陣を求めて将校らの一団が29日にペニンシュラホテル(Peninsula Hotel)に立てこもり、治安部隊の突入後に投降した事件で、当局は30日、ほかにも協力者がいるとみて捜索を開始した。

 銃弾と催涙弾が飛び交うなか同ホテルに特殊部隊が突入し、実行犯グループは投降。当局に身柄を拘束されたが、ほかにも協力者がいるとみられている。
 
 警察当局は、事件現場にあった証拠から「4つのグループ」が関わっているとの見方を示したが、それ以上の詳細は伏せた。また、事件当時市内には夜間外出禁止令が出されていたが、犯人グループの将校1人が逃亡したことが明らかにされている。

 警察当局は地元ラジオを通じて「われわれはその将校を探している。どうやって逃げたのか分からない」と発表した。

 一方、ノルベルト・ゴンザレス(Norberto Gonzales)国家安全保障会議議長は、今回の事件を財政的に支援していたとされる実業家を含め、立てこもりに参加しなかった約20人に対し取り調べを行っていることを明らかにした。(c)AFP/Cecil Morella