エンロン関連事件で司法取引、英元行員が有罪認める
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【11月29日 AFP】巨額の損失隠しが発覚し2001年に経営破たんした米国の巨大エネルギー企業、エンロン(Enron)に関連した不正事件の罪状認否が28日、テキサス(Texas)州の裁判所で行われ、英当局から身柄を引き渡された英国人の元銀行員の被告3人は起訴内容のうち1件について有罪を認める答弁を行った。
3人は、現在は買収により英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(Royal Bank of Scotland、RBS)となった英ナショナル・ウエストミンスター銀行(National Westminster Bank、通称ナットウエスト、NatWest)の元行員。
弁護人によると、3人はテキサス州で裁判を待つ間、17か月を離ればなれに過ごしたが、「前進し、より生産的な人生を過ごすため」司法取引を受け入れることを決めたという。
David Bermingham、Giles Darby、Gary Mulgrewの3被告は、後刻共同で声明を発表し、「今日はこの苦痛を終わらせるための、最後ではなく、重要な一歩だ」と述べた。
検察側は、有罪答弁の見返りとして不正に絡む残り6件の起訴をすべて取り下げ、求刑を禁固37月に変更する方針を示した。先の求刑では、有罪なら最大で禁固35年が言い渡される可能性があった。判決は2月27日に言い渡される。
2002年9月に起訴されてから司法取引に至るまで、3人はすべての罪状について無罪を主張してきた。また、英国の銀行に対する不正疑惑であることから、裁判は英国で行うべきだと主張し、米国への身柄引き渡しに反対して長く法廷闘争を展開していた。
2001年末、米ヒューストン(Houston)に本社を置くエンロンで不正取引や不正会計処理が発覚し、経営破たんした「エンロン事件」では、米国で数千人が仕事や老後の貯蓄を失った。負債総額は400億ドル(約4兆4000億円)に上るとみられている。(c)AFP/Kate Murphy
3人は、現在は買収により英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(Royal Bank of Scotland、RBS)となった英ナショナル・ウエストミンスター銀行(National Westminster Bank、通称ナットウエスト、NatWest)の元行員。
弁護人によると、3人はテキサス州で裁判を待つ間、17か月を離ればなれに過ごしたが、「前進し、より生産的な人生を過ごすため」司法取引を受け入れることを決めたという。
David Bermingham、Giles Darby、Gary Mulgrewの3被告は、後刻共同で声明を発表し、「今日はこの苦痛を終わらせるための、最後ではなく、重要な一歩だ」と述べた。
検察側は、有罪答弁の見返りとして不正に絡む残り6件の起訴をすべて取り下げ、求刑を禁固37月に変更する方針を示した。先の求刑では、有罪なら最大で禁固35年が言い渡される可能性があった。判決は2月27日に言い渡される。
2002年9月に起訴されてから司法取引に至るまで、3人はすべての罪状について無罪を主張してきた。また、英国の銀行に対する不正疑惑であることから、裁判は英国で行うべきだと主張し、米国への身柄引き渡しに反対して長く法廷闘争を展開していた。
2001年末、米ヒューストン(Houston)に本社を置くエンロンで不正取引や不正会計処理が発覚し、経営破たんした「エンロン事件」では、米国で数千人が仕事や老後の貯蓄を失った。負債総額は400億ドル(約4兆4000億円)に上るとみられている。(c)AFP/Kate Murphy