【11月21日 AFP】メキシコ人画家ルフィーノ・タマヨ(Rufino Tamayo)の絵画『Trovador』が19日、米バージニア(Virginia)州最高裁判所の命令により、オークションへの出品を取り消された。この絵画は、バージニア州のランドルフ大学(Randolph College)がニューヨーク(New York)で同日行われた競売会社クリスティーズ(Christie's)主催の中南米美術品のオークションに、出品する予定だった注目作品。予想落札額は300万ドル(約3億2600万円)とされていた。理由は、同作品の愛好者が出品差し止めを求める訴えを起こしたため。

 同大学は今回のオークションに、タマヨのほかジョージ・ベローズ(George Bellows)の絵画など計3000万ドル(約32億6000万円)相当の作品4点を出品する予定だった。

 同オークションでは、12人の画家の作品が、それぞれ自身の作品の過去最高落札額を上回る記録を出し、計65点の落札合計額は2160万ドル(約23億5000万円)に達した。

 その1つ、スペイン出身の画家レメディオス・バロ(Remedios Varos)の『Exploracion de las fuentes del Orinoco』は127万ドル(約1億3800万円)で落札され、同画家の最高落札最高額82万5000ドル(約8970万円)を超えた。そのほか、コロンビア人芸術家フェルナンド・ボテロ(Fernando Botero)の彫刻『Mujer Fumando』は160万ドル(約1億7400万円)で落札されている。(c)AFP