パキスタン大統領が米特使と会談 非常事態の即時解除には応じず
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【11月17日 AFP】パキスタンのペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領は17日、米特使としてイスラマバード(Islamabad)入りしたジョン・ネグロポンテ(John Negroponte)国務副長官と会談し、非常事態宣言の解除は治安回復を待たねばならないとの認識を示した。
米外交筋と政府筋によると、ネグロポンテ副長官は、非常事態宣言の解除を求める「非常に強いメッセージ」を送るためにムシャラフ大統領や側近らと会談した。
大統領側近がAFPに語ったところによると、大統領はネグロポンテ副長官に法と秩序が回復するまでは非常事態を解除できないと語ったという。
「ムシャラフ大統領は、非常事態宣言は、好戦派や過激派を取り締まる法執行機関の権限を強化するための措置だと明確に特使に伝えた」(大統領側近)。
米政府は同国のイスラム武装勢力との戦いにおいて主要な同盟国であるパキスタンでの政情不安に対して懸念を強めており、今回の特使派遣となった。
国営テレビによると、会談では政治的危機のほかイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の活動など、地域情勢について話し合われた。
欧米外交筋によると、ネグロポンテ副長官はムシャラフ大統領に対して、非常事態宣言の「即時」解除、軍籍からの離脱、総選挙の予定通りの実施、報道管制の解除、政治犯の釈放を求める方針で会談に臨んだ。
米国はパキスタンをアルカイダやタリバンとの戦いに不可欠な同盟国と見なしているが、非常事態宣言解除に応じないムシャラフ大統領に対して、次第に強いいら立ちを示している。
ショーン・マコーマック(Sean McCormack)国務省報道官によると、ネグロポンテ副長官は、パキスタンのよりよい未来のため同国の穏健派勢力を結集させることと、憲法と民主主義を回復させることの重要性を強調したという。
ムシャラフ大統領との会談に先駆け、ネグロポンテ副長官は陸軍ナンバー2のアシュファク・キヤニ(Ashfaq Kiyani)陸軍副参謀長と会談した。大統領は再選されれば軍籍を離れると約束しており、その場合は後任としてキアニ副参謀長が参謀長に昇格する。
軍消息筋がAFPに語ったところによると、両者は「相互利益と安全保障問題について協議した」という。
一方、パキスタン当局は同日、アラブ首長国連邦のドバイ(Dubai)から衛星放送しているパキスタン最大のニュース専門局GeoとARYOneの放送を注視させた。ケーブル放送は11月3日から利用できなくなっていたが、衛星放送とインターネット放送は16日夜までは見ることができた。(c)AFP/Kevin McElderry
米外交筋と政府筋によると、ネグロポンテ副長官は、非常事態宣言の解除を求める「非常に強いメッセージ」を送るためにムシャラフ大統領や側近らと会談した。
大統領側近がAFPに語ったところによると、大統領はネグロポンテ副長官に法と秩序が回復するまでは非常事態を解除できないと語ったという。
「ムシャラフ大統領は、非常事態宣言は、好戦派や過激派を取り締まる法執行機関の権限を強化するための措置だと明確に特使に伝えた」(大統領側近)。
米政府は同国のイスラム武装勢力との戦いにおいて主要な同盟国であるパキスタンでの政情不安に対して懸念を強めており、今回の特使派遣となった。
国営テレビによると、会談では政治的危機のほかイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の活動など、地域情勢について話し合われた。
欧米外交筋によると、ネグロポンテ副長官はムシャラフ大統領に対して、非常事態宣言の「即時」解除、軍籍からの離脱、総選挙の予定通りの実施、報道管制の解除、政治犯の釈放を求める方針で会談に臨んだ。
米国はパキスタンをアルカイダやタリバンとの戦いに不可欠な同盟国と見なしているが、非常事態宣言解除に応じないムシャラフ大統領に対して、次第に強いいら立ちを示している。
ショーン・マコーマック(Sean McCormack)国務省報道官によると、ネグロポンテ副長官は、パキスタンのよりよい未来のため同国の穏健派勢力を結集させることと、憲法と民主主義を回復させることの重要性を強調したという。
ムシャラフ大統領との会談に先駆け、ネグロポンテ副長官は陸軍ナンバー2のアシュファク・キヤニ(Ashfaq Kiyani)陸軍副参謀長と会談した。大統領は再選されれば軍籍を離れると約束しており、その場合は後任としてキアニ副参謀長が参謀長に昇格する。
軍消息筋がAFPに語ったところによると、両者は「相互利益と安全保障問題について協議した」という。
一方、パキスタン当局は同日、アラブ首長国連邦のドバイ(Dubai)から衛星放送しているパキスタン最大のニュース専門局GeoとARYOneの放送を注視させた。ケーブル放送は11月3日から利用できなくなっていたが、衛星放送とインターネット放送は16日夜までは見ることができた。(c)AFP/Kevin McElderry