【11月16日 AFP】非常事態宣言下にあるパキスタンのペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領は16日、ムハンマド・ミアン・ソームロ(Mohammedmian Soomro)暫定首相(57)を正式任命した。就任式は首都イスラマバード(Islamabad)の首相官邸で行われた。

 ソームロ暫定首相は、神の名の下に「パキスタン・イスラム共和国の憲法を尊重し擁護する」と宣誓した。

 式典には大統領、暫定首相ともに黒の伝統衣装を身につけて出席。同時に閣僚任命式も行われた。

■ブット元首相は「容認できない」とコメント

 これについて、ベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相は同日、再度の自宅軟禁から解放後初の記者会見で、暫定政府は「容認できない」との見解を示した。

 元首相は「暫定政府は大統領派パキスタン・イスラム教徒連盟クアイディアザム派(PML-Q)の延長に過ぎず、受け入れがたい」とし、「われわれは独裁者とは対話せず、あくまで民主主義を指針とする」と述べた。(c)AFP