エイミー・ワインハウス、公演ツアー初日はブーイングの嵐
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【11月19日 AFP】英歌手エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse、24)が14日から17日間にわたる英国ツアーをスタートさせたが、初日の粗末なステージパフォーマンスに怒った多数のファンがブーイングを飛ばし、さらにコンサート途中で退席していたことが分かった。
ワインハウスは最近、薬物とアルコール濫用による「健康面での問題」を抱えていると報じられている。さらに夫のブレイク・フィールダー・シビル(Blake Fielder-Civil)は現在、暴行容疑と司法妨害容疑で拘留されている。
バーミンガム(Birmingham)の国立屋内競技場(National Indoor Arena)で行われた同日のコンサートには、1万3000人の観客が集まった。しかし開演時間を遅らせたうえ、ステージで何度もよろめくワインハウスに対し、ファンは怒りと非難の態度を示した。
観客がやじを飛ばし始めたとき、ワインハウスは、こうまくし立てた。「言っておきたいことがあるわ。まず、あんたたちはブーイングをするためにチケットを買ったまぬけ者よ。それから、ブーイングをしてるやつら、夫が釈放されたらただじゃ済まさない」
バーミンガム・メール(Birmingham Mail)紙の音楽評担当のアンディ・コールマン(Andy Coleman)氏は、「人生で一番悲しい夜だった。才能あるアーティストがすぐに泣き、ステージでよろめき、さらに許されないことだが、観客に悪態をつく姿を見た」と論評した。
イブニング・スタンダード(Evening Standard)紙には、お金を返してほしいというJames Dyasさんのコメントが載せられた。「ワインハウスはギタースタンドにつまずいたり、マイクを落としたりなどして、ひどかった。夫に贈った歌もひどくて、まるで頭の回りを猫がグルグル回っているような感じだった」
タイムズ(Times)紙のウェブサイト版には、「歌はお粗末だった。音もはずれ、声もはっきりしなかった。50分間、ずっとお酒を飲みながら歌っていた。あんなに多くの人が途中で会場を出るのは初めて見た。『Valerie』は大好きな曲だったのに、台無しになった」とコメント。さらに、「本当にひどいコンサートだった。わたしも他の人と同じように、途中でコートを手に会場を出た」とのコメントも掲載された。
英国放送協会(BBC)のウェブサイトには、残り時間が半分を過ぎた頃、わずか5分間で少なくとも40人が会場を出ていたという観客の言葉も掲載された。
最後の曲となった『Valerie』の頃には、ワインハウスが歌うのをやめ、マイクを落とし、ステージから出て行ったため、会場が騒然とした。
本年2月に行われたブリット・アワーズ(Brit Awards)授賞式では、最優秀女性ソロアーティスト賞を獲得したワインハウスだが、この数か月間は私生活の問題でほぼ連日マスコミを賑わせている。(c)AFP
ワインハウスは最近、薬物とアルコール濫用による「健康面での問題」を抱えていると報じられている。さらに夫のブレイク・フィールダー・シビル(Blake Fielder-Civil)は現在、暴行容疑と司法妨害容疑で拘留されている。
バーミンガム(Birmingham)の国立屋内競技場(National Indoor Arena)で行われた同日のコンサートには、1万3000人の観客が集まった。しかし開演時間を遅らせたうえ、ステージで何度もよろめくワインハウスに対し、ファンは怒りと非難の態度を示した。
観客がやじを飛ばし始めたとき、ワインハウスは、こうまくし立てた。「言っておきたいことがあるわ。まず、あんたたちはブーイングをするためにチケットを買ったまぬけ者よ。それから、ブーイングをしてるやつら、夫が釈放されたらただじゃ済まさない」
バーミンガム・メール(Birmingham Mail)紙の音楽評担当のアンディ・コールマン(Andy Coleman)氏は、「人生で一番悲しい夜だった。才能あるアーティストがすぐに泣き、ステージでよろめき、さらに許されないことだが、観客に悪態をつく姿を見た」と論評した。
イブニング・スタンダード(Evening Standard)紙には、お金を返してほしいというJames Dyasさんのコメントが載せられた。「ワインハウスはギタースタンドにつまずいたり、マイクを落としたりなどして、ひどかった。夫に贈った歌もひどくて、まるで頭の回りを猫がグルグル回っているような感じだった」
タイムズ(Times)紙のウェブサイト版には、「歌はお粗末だった。音もはずれ、声もはっきりしなかった。50分間、ずっとお酒を飲みながら歌っていた。あんなに多くの人が途中で会場を出るのは初めて見た。『Valerie』は大好きな曲だったのに、台無しになった」とコメント。さらに、「本当にひどいコンサートだった。わたしも他の人と同じように、途中でコートを手に会場を出た」とのコメントも掲載された。
英国放送協会(BBC)のウェブサイトには、残り時間が半分を過ぎた頃、わずか5分間で少なくとも40人が会場を出ていたという観客の言葉も掲載された。
最後の曲となった『Valerie』の頃には、ワインハウスが歌うのをやめ、マイクを落とし、ステージから出て行ったため、会場が騒然とした。
本年2月に行われたブリット・アワーズ(Brit Awards)授賞式では、最優秀女性ソロアーティスト賞を獲得したワインハウスだが、この数か月間は私生活の問題でほぼ連日マスコミを賑わせている。(c)AFP