【11月16日 AFP】(一部更新)パキスタンのペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領は同日、選挙管理内閣の暫定首相にモハンメドミアン・ソームロ(Mohammedmian Soomro)上院議長(57)を任命した。国民議会が15日深夜に任期満了により解散したことに伴う措置。

 元銀行員のソームロ上院議長はムシャラフ大統領の側近で、与党パキスタン・イスラム教徒連盟クアイディアザム派(Pakistan Muslim League-QuaidPML-Q)に所属。パキスタン史上初めて任期満了で退任するシャウカット・アジズ(Shaukat Aziz)首相の後継として、16日の宣誓式を経て正式に就任する。

 同じく15日に任期満了を迎えたムシャラフ大統領は、再選を果たした10月6日の大統領選挙の合憲性審理の結果が出るまで、現職にとどまる。

■ブット元首相を解放

 一方、パキスタン当局は16日早朝、パンジャブ(Punjab)州ラホール(Lahor)で軟禁下に置いていたベナジル・ブット(Benazir Bhutto)元首相の7日間の身柄拘束を解いた。同州政府高官が明かした。

 今後も警察の身辺警護がつくが、行動の自由は制限されないとしている。

 ブット元首相は15日、ムシャラフ大統領が陸軍参謀長を辞任し文民となっても指導者としては受け入れられないと述べ、連立協議を白紙に戻している。

 また同日、南部のカラチ(Karachi)ではブット元首相の軟禁に抗議するデモで発砲があり、非常事態宣言発令後初めて、少年2人を含む3人が死亡した。(c)AFP