ロンドンのウォータールー駅にユーロスター最終列車が到着
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【11月14日 AFP】英国と欧州大陸を結ぶ高速列車ユーロスター(Eurostar)が1994年に開通して以来、英国側の発着駅として親しまれてきたロンドン(London)南部のウォータールー(Waterloo)駅に13日18時12分(日本時間14日午前3時12分)、フランス・パリ(Paris)からの最後のユーロスターが到着した。
翌14日からは、ユーロスターの全業務が新ターミナルとして生まれ変わった市内北部のセントパンクラス(St. Pancras)駅に引き継がれる。
総工費58億ポンド(約1兆4000億円)、工期10年を費やしたユーロスター改築事業により、1868年建造のビクトリアン・ゴシック様式の駅舎が増改築された。また、同駅と英仏海峡トンネル(Channel Tunnel)間の109キロに新路線High Speed 1が建設された。
これまでのウォータールー駅を起点とする路線では、フランス北部では最高時速300キロでの走行が可能だったが、英仏海峡トンネル走行時に減速する必要があった。しかし、新路線の開通で減速の必要がなくなり、これまでよりも20分短い2時間15分でロンドン-パリ間を結べるようになった。
セントパンクラス新ターミナル駅では14日午前、新路線を通るパリからの一番列車の到着時刻にあわせて、盛大な開通式典が行われる。
一方、フランスで国鉄職員らが13日夜から無期限ストを続けていることについて、ユーロスターでは、英国人職員による業務体制を整えており、初日の運行への影響はないと説明している。(c)AFP
翌14日からは、ユーロスターの全業務が新ターミナルとして生まれ変わった市内北部のセントパンクラス(St. Pancras)駅に引き継がれる。
総工費58億ポンド(約1兆4000億円)、工期10年を費やしたユーロスター改築事業により、1868年建造のビクトリアン・ゴシック様式の駅舎が増改築された。また、同駅と英仏海峡トンネル(Channel Tunnel)間の109キロに新路線High Speed 1が建設された。
これまでのウォータールー駅を起点とする路線では、フランス北部では最高時速300キロでの走行が可能だったが、英仏海峡トンネル走行時に減速する必要があった。しかし、新路線の開通で減速の必要がなくなり、これまでよりも20分短い2時間15分でロンドン-パリ間を結べるようになった。
セントパンクラス新ターミナル駅では14日午前、新路線を通るパリからの一番列車の到着時刻にあわせて、盛大な開通式典が行われる。
一方、フランスで国鉄職員らが13日夜から無期限ストを続けていることについて、ユーロスターでは、英国人職員による業務体制を整えており、初日の運行への影響はないと説明している。(c)AFP