オランダ五輪委員会 「ラスムッセンを出場させるべきではなかった」
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【11月13日 AFP】オランダ五輪委員会は12日、オランダのハーグ(Hague)で記者会見を開き、プロサイクリングチームのラボバンク(Rabobank)は、7月に行われた2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)でミカエル・ラスムッセン(Michael Rasmussen、デンマーク)を出場させるべきではなかったとの考えを明かした。
2007ツール・ド・フランス・第16ステージ(オルテーズからグレットオービスク峠、218.5キロメートル)を制し総合首位につけていたラスムッセンだったが、大会前の18か月間で4度のドーピング検査を受けていなかった事実が判明し、ドーピングの疑いが強まり当時所属していたラボバンクから大会を追放されていた。
オランダ五輪委員会は、第16ステージ終了後のラスムッセンの大会追放は、当然の出来事で、もっと早くにそうするべきであったとの考えを明かし、「ラスムッセンは意図的にドーピング検査を逃れたようにみえる。またラボバンクは大会前に情報を掴んでいたのなら、レースに出場させるべきではなかった」と会見で語った。
ラスムッセンは今月8日に会見を行い、世界反ドーピング機関(WADA:World Anti-Doping Agency)が当時欧州に滞在していたはずのラスムッセンに対し無作為にドーピング検査を行おうとした際、メキシコにいて受けられなかったというこれまでの主張がうそだったことを認めた。
しかし、ラスムッセンは問題とされている期間にチームからフランスに旅行するための費用を受け取っていたことや、チーム関係者と連絡を取っていたことなどを挙げ、ラボバンクがラスムッセンの所在地を把握していた事実を証明できると話している。(c)AFP